福野泰介のプログラミング講座
第五回、手ごわい迷路のプログラミングに挑戦する

教材、プロボット02
前回、実際プログラミングをやってみました。今回はもっと長い迷路に挑戦してみることにします。

まず今回の教材となる携帯電話用アプリをダウンロードします。前回ダウンロードしたjigブラウザを立ち上げ、メニューのURLから、club.jig.jp と入力し、表示されたページから”taisuke”、”福野泰介のjiglet”のリンクを順に辿り、プログラミング講座教材”プロボット02”をクリックしてください。

右上に前回より複雑な迷路が表示されました。前回同様、この迷路を”進め”、”右向け”、”左向け”の3つの命令を並べて攻略してみてください。命令をたくさん並べなくてはいけませんが、はみ出しても自動的にスクロールするので、どんどん命令を書いて行きましょう。

今回の迷路はいろんな経路でゴールすることができそうです。今回の目的は迷路の攻略なので、どんな道筋をたどるプログラムであっても、それは正しいプログラムと言えます。このようにプログラムの書き方は1つではなく、目的が複雑であればあるほど、いろいろな書き方があるので、自分なりの考え方で自由に作ることができます。一度ゴールしたら、他の道筋をたどるプログラムを作ってみてください。

いろいろ作った中で、一番単純なものは道筋はどれになるでしょうか。どうやら、上、右とジグザグに進むのが単純そうです。”進め””進め””右向け”、”進め””進め””左向け”これを繰り返すとゴールまでたどり着きます。人間にとって単調な繰り返しは、つらい作業となりますが、コンピュータは非常に得意だったりします。何度、”実行”しても忠実にゴールまで進むロボットを眺めてみてください。

今回のまとめです。プログラムは、考え方によってさまざまな書き方があります。自由な発想でいろいろ作ることができることが、プログラミングの醍醐味でもあります。次回は、繰り返しを使ったプログラミングを紹介します。どうぞ、お楽しみに。
第一回、プログラミングとは。
第二回、プログラミングはマニュアル作り。
第三回、マニュアル作りの基本、命令を順に書く。
第四回、実際のプログラミングに挑戦する。
第五回、手ごわい迷路のプログラミングに挑戦する。
第六回、繰り返しを使ったプログラミング。
第七回、ジャンプを使ったプログラミング。

福野泰介のプログラミング講座
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